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語彙を多大に誤解している管理人の用語集。管理人の覚書です。
駄文中、正規の使い方をしていないと思われるものが多々あると思いますので、鼻で笑いながら、一応参考程度にご照会していただければ、幸いです。かなり時代を限定しない単語たちに、ちょっと恥じ入るものがありますが、あくまで、この物語の世界観を補うためのものである事を予めご了承ください。


あ行       

悪行人 あくぎょうにん。盗人・殺人者とか。犯罪者。道に反する人。
大番 おおばん。坂東に仕える武士が、交代で京や坂東の護衛に当たること。
同じ蓮の台 おなじハチスのウテナ。何とかと言うお経に、深い縁のあった者同士は、浄土で同じ蓮の上に生まれるって書かれてるとかいないとか。 夫婦の契りの深さを言い表す一語として使ってます。

か行       

家令 かれい。召使の事。家政。政所。なかでも、執事など家にとってある程度責任を負う立場にある人を指す。 一つの家に代々仕える事が多い。武士で言うと、郎党のようなものである。 勘違いワ〜ド。。。
漢籍 かんせき。スメラギの治める国の海の向こうにあるシンタンで書かれた書籍。
クスリ 薬。カタカナで表示すると、なんとも危なさそうな字面に。漢方的な処方のものです。
外典 げてん。仏教関連以外の書籍。 【対義語】内典
毛坊主 けぼうず。半聖半俗のお坊さん。妻帯してたり、飲酒肉食したり。坊主の姿をした只の人。
験者 げんじゃ。山伏のこと。僧兵・僧籍者を含み、聖地・サンザンを巡礼するなど、寺に篭らず、行脚している。托鉢僧?
心護法親王 ごそんほっしんのう。京を追われたスメラギの子供で、自身も座主でありながら、サンザンを追われ、行方知れず。

さ行       

座主 ざす。ヤマの一番偉い人。
実際には、天台座主とか、醍醐寺座主とか…固有名詞が前に必要なのだと思いますが、他に寺とかあんまり出ないと思うので、省略してます。前の座主は、”さきのざす”とお読み頂けると幸いです。
郷長 さとおさ。村長さんの事。庄司とも(使い分けできず、併用(汗)。租税とかについて、領主と交渉したり、圧政の時には減税の形に首になる人もいるらしい。中間管理職。
サンザン 三山。十八ケ荘よりさらに南にある聖地。京からも大勢の公家が、参詣に訪れる。
修法 しゅほう。加持祈祷の事。憑物を落とすと言われている。
庄司 しょうじ。郷長のこと。御館。村長さん。領主の下の人?
スメラギ 皇。この物語の国の王様。
スメラギの御子 すめらぎノみこ。スメラギの血を引く人。主に親王宣下を受けてる人。
先達 せんだつ。験者の中でも、聖地巡礼に馴染んだ人。案内人。
僧兵 そうへい。得度とか受戒とかしてない、僧籍に属さない人。寺の私兵。
僧籍者 そうせきもの。ステレオタイプのお坊さん。一般的には、妻帯肉食をしないと言われている。
租税 そぜい。時代劇で言う年貢。藁も重要な資源なので、米粒ではなく、稲穂で収めます。

た行       

大師 だいし。朝廷から授けられる高僧の称号。当方では、ヤマを開山した偉いお坊さんの事(狭義)。大陸の国・シンタンに渡り、当時では最先端の仏教を持ち帰った。傳教…。
大融院 だいゆういん。”京の人に絶大的な支持を得る教団である”ヤマ”の座主も、大融院の出の方が多いらしく、貴族の邸宅に見紛うばかりの屋敷構え”(本文より)であるらしい
道心 どうしん。仏教に心酔する事。道は、仏道の略か何かです。”道を信じる”と言えば、仏教を信仰していると言う様な意味合いだと。。。

な行       

内典 ないてん。仏教関連の書籍。 【対義語】外典

は行       

坂東 ばんどう。武士の事。また、その武士を纏める一族の事。
法親王 ほっしんのう。スメラギの御子で、かつ、出家をしている人。しかしながら、出家してても、親王と呼ばれる場合もあるようですが…まぁ、わかりやすく(汗)
本草学 ほんぞうがく。漢方。クスリを処方するための知識。京の一部の者の専売特許になっている。本草綱目的な。

ま行       

身 み。クモさんが使用する一人称。私・俺の意。(C)山岡荘八氏?
門跡 もんぜき。スメラギの一族が、世を果敢無んで遁世したりする場所。ちなみに、クモ氏が幼少期を過ごした大融院は、門跡の中でも聖俗どちらにおいても発言権が強く、座主を多く排出する寺です。

や行       

ヤマ 山。京の東にある、京第一の鎮護寺。正式名称は、日枝山一乗止観寺。…むちゃブリ。
創建当初は山にある寺は珍しく、ヤマ、と呼ばれるようになった。その後、山に寺が多数できるようになっても、その名が使われている。 また、古の都の鎮護寺・リクト(六都)と共に、僧兵を多く養い、坂東も易々と手が出せない存在である。京への物流の大部分を握っている。えと…、とどのつまり、比叡山延暦寺をそのまんま、想像してください(汗)

ら行       

領主 りょうしゅ。坂東より指令を受け、何十個かの郷を纏める武士。守護は、ちょっと小難しいので。

わ行       


 言い訳とか。。  

▼まんまリアル名を使わせていただいてます。
十八ケ荘:ヒナちゃんや十郎が住む地域の事。
竹原の郷:ヒナちゃんの出生地。
戸野の郷:十郎の出生地。
シンタン:震旦。中国のこと。漢籍とか使ってるし…、めちゃくちゃですが、この音が好きなんです。
相楽:山城国相楽郡。
葛城:金剛山系

語彙じゃないけど)))
■武器の概念
その昔、刀と首取り…みたいな新書を読んだりして以来、武士=刀と言う観念はなるべく持たないよう持たないようしているので(矯正中)、よくある歴史ものの一幕じゃ、刃を交えるとかありそうなところは、弓を取る、弓を競う、弓箭を業いと的な言い回しになっていると思います。実際、引用元の物語でも、弓の方が頻度高そうですし、少し違和感があるような気がしますが、ご了承ください。
弓矢=武士の象徴とでもしておいてください。

■仏教観
クモ氏は、やっぱり似非台密の人だと思います。いくら、鎌倉仏教とか禅が流行っていようが、護国仏教と言うか、他者の為に念じてこそ、悟りが開け、到彼岸できると考えてる一派だという事にしておいてください。…と言うか、自分に仏教の素養が皆無なので、飽くまで想像ですが。。。
ヒナちゃんは、浄土真宗らしいです。なんまいだ〜一言で、浄土に行けちゃう宗派の人です。本当に信心深い人です。

■元号について
まぁ、文中滅多に出てくる事はありませんが…一応。
絃徳:物語開始当初の元号。絃は、弦で。弓に張られた一本の糸。当代のスメラギの位置付けは、あくまで、つなぎ、なかつぎ。なので、兄からその息子への血筋を繋ぐ、または、あっちの血統からこっちの血統へと繋ぐと言う、二つの意味を具えた年号的な…イメージで付けさせてもらいました。

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